理解と記憶のバランス [勉強一般]
「理解すること」と「記憶すること」は、勉強において共に大事な要素です。しかも、双方のバランスが取れていないと学習効果が上がりません。
理屈や、他の知識との関係を理解すると覚えやすくなります。たとえ、屁理屈であっても記憶し、思い出しやすくなるのです。勉強した内容を覚えるときに、一番効率の悪い方法は丸暗記。単純に覚えてしまうというものです。少し理屈や思い出す際に役立ちそうなポイントを探すだけで、かなり記憶しやすくなるのですが・・・。
また、理解するときに重要なのが、前提となる知識です。はじめて出会ったどんな知識も、予備知識ゼロで理解することはできません。理解するというのは、既知の知識との関係を確認することだからです。つまり、理解するためには前提知識が必要だ、ということです。
このように、「理解すること」と「記憶すること」は持ちつ持たれつの関係にあります。理解することだけに力を入れても駄目。覚えることだけに力を入れても駄目です。両方の作業の力配分を適切に保つようにしましょう。
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