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「いい予備校・塾」に入っても成績が上がらないワケ [勉強一般]


合格実績の高い、いわゆる「いい予備校」「いい塾」に入っても成績が上がるとは限りません。むしろ、成績の上がる人は少数であり、思ったほど成績が上がらない人が多数であるのが普通でしょう。


もちろん、厳しい選抜試験によって、黙っていてもよい成績を取りそうな秀才を選抜した予備校・塾は別です。そうではなく、一般的な予備校・塾の場合には、たとえ過去の実績がよくても、その恩恵を被ることのできない人が大勢出るのです。


その理由は、一般的にマンツーマンの指導を行うわけではない事と、本格的な勉強法の指導を行うわけでもない事にあります。つまり、平均的によい結果が得られるはずのカリキュラムや教材、講師が用意されていても、それがぴったり当てはまらない人も多いということなのです。


例えば、試験の過去問の分析から理想的と思えるカリキュラムを作ったとしましょう。受講者一人一人について見た場合、そのカリキュラムはベストではありません。ある分野について人並み以上に苦手な人にとっては、そのカリキュラムでは十分に理解できないかもしれないのです。


このように、予備校や塾が提供してくれるものは、自分にとってベストであるとは限らないことをまず理解することが大事です。その上で、自分の弱い部分については自分で補うように主体的な勉強を行うことが必要です。


タグ:勉強 予備校
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受験の戦略を自分で考えることの大事さ [勉強一般]


受験勉強の戦略は自分で考えるのが原則ですが、意外と学校任せ、予備校任せ、教材任せにしている人がいます。特に資格試験や大学受験などの予備校に入ると、その予備校が良いしたテキストを盲目的にこなしていくことになりがちです。


しかし、予備校のカリキュラムやテキストは自分にとってベストではない可能性が高いことを肝に銘じておきましょう。


予備校のカリキュラムや教材は最大公約数的な視点で作られています。多くの受験生に対して平均的にはこうかが高いかもしれませんが、あなたにぴったりという訳ではありません。


また、予備校の教材は「満点を目指す」的な内容となっています。教材に含まれていない内容が出題されると困るため、どうしても予備校のテキストは出る確率の低い内容まで盛り込まれることになります。


よく知られているように、満点を目指すと合格が遠ざかります。出題確率の低い内容まで勉強しなければならないため、重要項目の対策が手薄になるからです。


このような状況を考えるに、受験対策を予備校任せにすることは極めてリスキーだと言えるでしょう。やはり、受験勉強の戦略は自分自身で考えるべきです。

 


タグ:受験勉強
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理解と記憶のバランス [勉強一般]


「理解すること」と「記憶すること」は、勉強において共に大事な要素です。しかも、双方のバランスが取れていないと学習効果が上がりません。


理屈や、他の知識との関係を理解すると覚えやすくなります。たとえ、屁理屈であっても記憶し、思い出しやすくなるのです。勉強した内容を覚えるときに、一番効率の悪い方法は丸暗記。単純に覚えてしまうというものです。少し理屈や思い出す際に役立ちそうなポイントを探すだけで、かなり記憶しやすくなるのですが・・・。


また、理解するときに重要なのが、前提となる知識です。はじめて出会ったどんな知識も、予備知識ゼロで理解することはできません。理解するというのは、既知の知識との関係を確認することだからです。つまり、理解するためには前提知識が必要だ、ということです。


このように、「理解すること」と「記憶すること」は持ちつ持たれつの関係にあります。理解することだけに力を入れても駄目。覚えることだけに力を入れても駄目です。両方の作業の力配分を適切に保つようにしましょう。

 


タグ:勉強
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予習と復習 [勉強一般]


授業、講義に関して、予習や復習は大事です。両方とも大事ですが、あえてどちらか一方を選べと言われれば、やはり復習を選ぶでしょう。復習を繰り返すなかで知識が身についていくからです。


ただ、復習以上に予習が大事になるケースもあります。典型的には、大学受験予備校で数学の応用問題をやるようなケースです。


数学の問題は解法を知っている状態と、知らない状態の差が大きく、知っている問題を復習してもあまり意味がなかったりします。その解法を思いつくかどうかがポイントなので。それよりも、事前に自分で解いてみて、わかる所とわからない所をはっきりさせた上で解説を聴いた方が効果的です。


前提としては、基礎知識を十分に身に付けていること。数学であっても、基礎知識をインプットしている段階は、自力で解くことに時間を費やしても意味がありません。それより、問題集の模範解答を読んで理解する方がよいです。


数学以外にも、演習的な要素の強い授業は予習に力を入れるべきでしょう。

 


タグ:勉強法
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勉強には合理的な方法が必ずある [勉強一般]


どんなジャンルの勉強であっても、その目的がはっきりしている限り、合理的な勉強方法が必ずあります。


例えば、出題傾向が明確な資格試験なら、出題頻度順や配点順に勉強していくのが合理的です。また、数学で空間図形の問題がよく出る大学の入試なら、空間図形は十分にマスターしておくべきです。


日常英会話を学ぶのであれば、「聞く」「話す」という能力を高めるトレーニングを中心に学習するべきでしょう。難しい英文をじっくり読むのではなく、やさしい英語を自在に使えるようにするのがポイントです。


このように、目的に応じて正しい勉強方法は異なります。自分が勉強する目的をよく考えて、適切な勉強方法を選ぶことが重要です。試験勉強などで短期間に要領よく実績を出す人は、完璧とは言えなくても、たいてい合理的な勉強を行っているものです。


 


タグ:勉強法
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